「Windows 11にしたら、印刷プレビューが真っ白で何も見えない…」そんな経験ありませんか?
ExcelやWordの資料を印刷しようとしてもプレビューが表示されず、レイアウトの確認ができないと、本当に困りますよね。
この問題の多くは、Windows 11とプリンタドライバの相性やOfficeの設定不具合が原因で発生します。
この記事では、初心者でも安全に試せる手順で、印刷プレビューが表示されない問題を完全に解決する方法を徹底解説します。
簡単な再起動から、ドライバのクリーンインストール、Officeの修復まで、段階的に説明していますので、落ち着いて一つずつ進めていきましょう。
Windows 11で印刷プレビューが表示されない原因とは?

「Windows 11にしてから、ExcelやWordの印刷プレビューが真っ白になった…」そんなトラブルに悩んでいませんか?
実はこの症状、ほとんどの場合はハードウェアの故障ではなく、ソフトウェアの不整合が原因です。
ここでは、よくある原因を3つの観点から整理して解説します。
最も多い原因「プリンタドライバの不整合」
一番多く報告されているのが、プリンタドライバの不具合です。
ドライバとは、Windowsとプリンタが正しく情報をやり取りするための“通訳”のようなソフトウェアです。
Windows 11は新しいドライバ構造を採用しており、旧OS(Windows 10など)のドライバをそのまま引き継ぐと、印刷プレビューが正しく描画されないことがあります。
たとえば、Excelがプリンタに「印刷イメージを送って」とお願いしても、ドライバが正しく応答できず、結果的に真っ白なプレビューしか表示されないケースがあるのです。
| 発生環境 | 主な原因 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| Windows 10からアップグレード直後 | 旧ドライバが残っている | ドライバを完全削除し、再インストール |
| 自動更新後 | 汎用ドライバに置き換わった | メーカー公式ドライバに戻す |
ポイント:「設定」からプリンタを削除するだけでは不十分です。完全なアンインストールが必要になります。
Excel・WordなどOfficeアプリの設定不具合
ExcelやWordだけでプレビューが表示されない場合、アプリの内部設定が原因のことがあります。
特にExcelでは「印刷範囲」が空白セルだけに設定されていたり、シート外に見えない図形が残っていたりすると、プレビュー画面が真っ白になります。
また、古いアドインや破損したキャッシュが描画を妨げるケースもあります。
これらは、Officeの「セーフモード」や「修復機能」で解消できることが多いです。
| 主な原因 | 確認・解決方法 |
|---|---|
| 印刷範囲の設定ミス | 「ページレイアウト」→「印刷範囲のクリア」 |
| 見えない図形の干渉 | 「オブジェクトの選択と表示」で不要な図形を削除 |
| アドインの影響 | セーフモードで起動し、COMアドインを確認 |
ExcelやWordが原因なら、アプリ側の設定リセットで解決できる可能性が高いです。
Windows 11自体のシステムトラブル
上記のどちらにも当てはまらない場合は、Windows 11のシステムファイルに破損や不具合があるかもしれません。
特に大型アップデート(例:23H2 → 24H2)直後に発生するケースでは、更新プログラムが印刷関連のコンポーネントに影響していることがあります。
このような場合は、Windows Updateの再実行や、システムファイルチェッカー(sfc /scannow)で修復を試すと効果的です。
| 発生のきっかけ | 原因 | 推奨対応 |
|---|---|---|
| Windows Update直後 | 更新プログラムによる副作用 | 追加パッチの適用 or ロールバック |
| 長期間再起動していない | スプーラーサービスのハング | 再起動またはサービス再起動 |
注意:システム破損は放置すると、印刷プレビューだけでなく印刷自体ができなくなることもあります。
定期的なWindows Updateと再起動を心がけることが、最も簡単な予防策です。
まずはここから!すぐに試せる基本の確認ステップ

難しい設定変更をする前に、誰でもできる基本的な確認作業から始めましょう。
意外かもしれませんが、ほんのちょっとした操作だけで解決するケースも少なくありません。
ここでは、再起動・接続確認・テスト印刷の3ステップで、問題の切り分けを行います。
PCとプリンタの再起動で不具合をリセット
まず最初に試すべきなのが、シンプルな「再起動」です。
長時間パソコンを使い続けていると、メモリ内に不要なデータやエラー情報が溜まり、印刷プレビュー処理に悪影響を与えることがあります。
必ず「シャットダウン」ではなく「再起動」を選んでください。
プリンタ本体も一度電源を切り、数分待ってから再度入れ直すと、通信エラーがリセットされます。
| 操作対象 | 実施手順 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| PC | スタートメニュー → 再起動を選択 | システムキャッシュと印刷キューをリセット |
| プリンタ | 電源をOFF→2分待つ→ON | 通信状態を初期化 |
再起動は最も簡単で効果的な初動対応です。
ケーブルやネットワーク接続を見直す
意外と多いのが、物理的な接続トラブルです。
USB接続なら、ケーブルを一度抜き差しして、別のポートでも試してみましょう。
特定のUSBポートだけが認識不良を起こしているケースがあります。
無線LAN(Wi-Fi)接続の場合は、プリンタとパソコンが同じネットワークに接続されているかを確認してください。
| 接続方法 | 確認ポイント |
|---|---|
| USB接続 | 別ポートで再接続/ケーブルの損傷確認 |
| LAN接続 | プリンタのネットワーク設定とWi-Fiの安定性を確認 |
補足:LANプリンタの場合、ルーターを再起動するだけで改善することもあります。
メモ帳で印刷プレビューを試して原因を切り分ける
ExcelやWordでプレビューが表示されない時、まずはWindows標準アプリの「メモ帳」で試してみましょう。
これでプレビューが出るかどうかで、問題がどこにあるかを判断できます。
| テスト内容 | 方法 | 判定結果 |
|---|---|---|
| メモ帳で印刷プレビューを確認 | 「テスト」と入力→ファイル→印刷→プレビュー表示 | 表示される場合:Office側が原因 表示されない場合:ドライバやWindowsが原因 |
メモ帳で正常なら、Office設定の見直しに進みましょう。
逆にメモ帳でもプレビューが出ない場合は、Windowsまたはドライバに問題があります。
Excel・Wordで真っ白になる時の設定見直し方法

「メモ帳ではプレビューが出るのに、ExcelやWordだけ真っ白…」という場合は、Officeアプリの内部設定が原因です。
ここでは、よくある設定ミスや不具合を順に確認していきましょう。
難しい操作は一切不要です。手順に沿って一つずつ進めればOKです。
「印刷範囲の設定ミス」をリセットする手順
Excelで最も多いのが、印刷範囲の設定ミスです。
意図せず空白セルだけが印刷範囲に設定されていると、プレビューが真っ白になります。
| 操作手順 | 説明 |
|---|---|
| ①「ページレイアウト」タブを開く | リボン上部のメニューをクリック |
| ②「印刷範囲」→「印刷範囲のクリア」 | 設定済みの範囲をリセット |
| ③「ファイル」→「印刷」からプレビュー確認 | 表示されれば成功 |
たった数クリックで、真っ白プレビューが一瞬で直ることもあります。
「図形(オブジェクト)」が邪魔していないか確認
シート内に見えない図形やオブジェクトが残っていると、Excelの描画エンジンが混乱してプレビューが崩れることがあります。
| 操作手順 | ポイント |
|---|---|
| ①「ホーム」タブ →「検索と選択」→「オブジェクトの選択と表示」 | シート上の全オブジェクトを一覧表示 |
| ② 不要なオブジェクトを削除 | 不要な「Shape1」や「Textbox」などを削除 |
| ③ 再度プレビューを確認 | 問題が改善されれば原因確定 |
補足:見えない図形が遠くのセル(例:AZ10000など)に存在している場合もあります。選択ウィンドウで確認しましょう。
「ハードウェア グラフィック アクセラレータ」を無効化する
OfficeはGPU(グラフィック処理装置)を使って画面を描画しますが、これが原因でプレビュー描画に失敗するケースがあります。
グラフィックドライバとの相性問題を回避するために、ハードウェアアクセラレーションを無効化してみましょう。
| 操作手順 | 説明 |
|---|---|
| ①「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」 | 設定画面を開く |
| ②「表示」セクションへスクロール | 下の方にある設定項目 |
| ③「ハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にする」にチェック | この設定をONにして再起動 |
この設定変更だけで、プレビューが復活することもあります。
Officeのセーフモードや修復機能を使う
設定を見直しても改善しない場合は、Office自体のファイル破損を疑いましょう。
まずはセーフモードで起動し、アドインやカスタマイズ設定を読み込まずに動作を確認します。
| セーフモードの起動方法 | 確認内容 |
|---|---|
| Windowsキー + R →「excel /safe」または「winword /safe」 | セーフモードで開き、プレビューが表示されるか確認 |
セーフモードでプレビューが正常に表示される場合は、追加アドインが原因です。
問題が続く場合は、「設定」→「アプリ」→「Microsoft 365」→「変更」からクイック修復またはオンライン修復を実行しましょう。
Office修復で根本的に解決できるケースも多いため、試す価値があります。
根本解決のカギ!プリンタドライバを完全に再インストールする方法

ここまで試しても直らない場合、原因はプリンタドライバの不整合にある可能性が非常に高いです。
Windows 11ではドライバの仕組みがWindows 10以前と少し違うため、古いドライバをそのまま使うと、印刷プレビューが真っ白になることがあります。
この章では、「完全アンインストール」と「最新ドライバのクリーンインストール」という最も効果的な手順を詳しく解説します。
古いドライバが残ると再発する理由
プリンタを「設定」から削除しても、実は内部にドライバの“残骸”が残っていることがあります。
これが原因で、新しいドライバを入れても古いデータと競合してしまい、再発するケースが多いのです。
ポイント:ドライバ本体を削除するには、「印刷の管理」ツールを使う必要があります。
| 削除方法 | 説明 |
|---|---|
| 「コントロール パネル」→「Windows ツール」→「印刷の管理」 | 「プリントサーバー」→「ドライバー」から該当ドライバを右クリック |
| 「ドライバー パッケージの削除」を選択 | 「ドライバーとドライバー パッケージを削除する」を選ぶ |
| 削除に失敗した場合 | プリンタを一旦削除→「Microsoft Print to PDF」を既定プリンタに→再試行 |
削除後は必ず再起動してください。
ここまでやって初めて“完全アンインストール”完了です。
メーカー公式サイトから最新ドライバを入手する
次に、新しいドライバを用意します。
Windows Update経由ではなく、必ずプリンタメーカー公式サイトから最新版をダウンロードしてください。
Windows Updateが提供する「汎用ドライバ」は最低限の動作しか保証せず、プレビュー機能が欠けていることがあります。
| メーカー | 公式ドライバページ |
|---|---|
| Canon(キヤノン) | https://cweb.canon.jp/e-support/software/ |
| EPSON(エプソン) | https://www.epson.jp/support/ |
| Brother(ブラザー) | https://support.brother.co.jp/j/b/productsearch.aspx |
| HP(ヒューレット・パッカード) | https://support.hp.com/jp-ja/drivers |
| RICOH(リコー) | https://www.ricoh.co.jp/support/download |
補足:検索時は製品型番(例:LBP6230)を正確に入力し、「Windows 11 64bit対応版」を選びましょう。
最新ドライバのインストール手順
ダウンロードが終わったら、exeファイルをダブルクリックして実行します。
指示に従いながらインストールを進め、完了後にPCを再起動します。
USBプリンタの場合は、途中で接続タイミングを求められることがあるため、その案内が出てからケーブルを接続してください。
| 手順 | 確認ポイント |
|---|---|
| ① インストーラーを実行 | 「次へ」を押しながら完了まで進める |
| ② 指示に従ってプリンタを接続 | 電源ON・ケーブル接続・Wi-Fi設定 |
| ③ 完了後にPCを再起動 | 新しいドライバが反映される |
再起動後、ExcelやWordでプレビューが復活していれば成功です。
主要メーカーのWindows 11対応ドライバ一覧
お使いのメーカーのドライバページをすぐ確認できるよう、主要メーカーの一覧をまとめました。
| メーカー | ドライバサポートページ |
|---|---|
| Canon | 公式サポート |
| EPSON | 公式サポート |
| Brother | 公式サポート |
| HP | 公式サポート |
| RICOH | 公式サポート |
もし古いプリンタでWindows 11対応ドライバが提供されていない場合は、Windows 10用ドライバを互換モードで使う方法もあります。
ただし一時的な対応に留め、できるだけ早めにWindows 11対応モデルへの買い替えを検討しましょう。
まだ直らない場合の追加対処法

プリンタドライバを再インストールしてもプレビューが真っ白なままの場合、WindowsやOfficeの設定が原因かもしれません。
ここでは、印刷関連のサービスやシステムをリセットする4つの方法を紹介します。
すべて順番に試すことで、原因をより正確に切り分けられます。
「通常使うプリンター」設定を見直す
Windows 11では「最後に使用したプリンターを自動で通常にする」機能があり、これが誤動作してプレビュー不具合を起こすことがあります。
| 操作手順 | 説明 |
|---|---|
| ①「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「プリンターとスキャナー」 | 設定画面を開く |
| ②「Windowsで通常使うプリンターを管理する」をオフ | 自動設定を無効化 |
| ③ 使用したいプリンタをクリック→「通常使うプリンターとして設定」 | 明示的にプリンタを指定 |
Windows任せではなく自分でプリンタを指定することで安定動作しやすくなります。
プリンタスプーラーサービスを再起動する
印刷処理を管理する「Print Spooler(プリンタスプーラー)」が停止していると、プレビューが生成されません。
このサービスを再起動してキャッシュをリセットしましょう。
| 操作手順 | 補足 |
|---|---|
| ① 検索バーに「サービス」と入力 → 「サービスアプリ」を開く | 一覧から「Print Spooler」を探す |
| ② 右クリック → 「再起動」を選択 | グレーアウトしている場合は一度「停止」→「開始」 |
注意:スプーラーが止まると全アプリで印刷不可になるため、定期的に再起動する習慣をつけましょう。
Windows Updateとシステム修復コマンド(SFC)を実行
Windows Updateによる不具合修正やシステムファイルの修復も非常に効果的です。
特にOSの更新直後にプレビューが出なくなった場合、破損ファイルが影響している可能性があります。
| 対処内容 | 操作手順 |
|---|---|
| Windows Updateの実行 | 「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」→インストール |
| システムファイル修復(SFC) | コマンドプロンプト(管理者)で「sfc /scannow」を実行 |
修復完了後、「Windows リソース保護は破損を修復しました」と表示されたらPCを再起動し、プレビューを再確認します。
SFCはOSの健康診断のようなもの。1回で直ることも多いです。
「Microsoft Print to PDF」で原因を特定する方法
最後に、印刷プレビューがドライバ由来かシステム由来かを切り分けるテストを行いましょう。
Windows標準の「Microsoft Print to PDF」を使えば、物理プリンタを経由せずに動作を確認できます。
| 手順 | 結果の意味 |
|---|---|
| ①「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「プリンターとスキャナー」 | |
| ②「Windowsで通常使うプリンターを管理する」をオフにする | |
| ③ 一覧から「Microsoft Print to PDF」を選択→「通常使うプリンターに設定」 |
| テスト結果 | 判定 | 次に行うべきこと |
|---|---|---|
| プレビューが表示された | 物理プリンタのドライバが原因 | ドライバを再アンインストール&再インストール |
| プレビューが真っ白なまま | OfficeまたはWindowsのシステムが原因 | Office修復・SFC・新しいユーザーで検証 |
PDFプレビューで表示されれば、ドライバの問題に絞り込めます。
それでも直らない場合の高度な解決策

すべての基本対処を行っても改善しない場合、原因はさらに深いところにあります。
ここでは、ユーザープロファイルやアドインなど、上級者向けの手順を解説します。
難しそうに見えますが、手順通りに進めれば安全に試せる内容です。
新しいユーザーアカウントで検証する
Windowsはユーザーごとに個別の設定ファイル(プロファイル)を持っています。
このプロファイルが壊れていると、印刷プレビューだけが動作しないケースがあります。
| 操作手順 | ポイント |
|---|---|
| ①「設定」→「アカウント」→「その他のユーザー」→「アカウントの追加」 | 「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加」を選択 |
| ② ローカルアカウント(例:testuser)を作成 | パスワードは任意 |
| ③ 新しいアカウントでWindowsにサインイン | ExcelやWordで印刷プレビューを確認 |
新しいアカウントでプレビューが表示されれば、元のアカウントの設定ファイルが壊れている証拠です。
データを新アカウントに移行することで長期的な安定が期待できます。
Excelの表示モードを変更して描画キャッシュをリセット
Excel特有の問題で、印刷プレビューが正常に表示されない場合は、表示モードを切り替えるだけで直ることがあります。
| 操作手順 | 効果 |
|---|---|
| ①「表示」タブ → 「標準」「ページレイアウト」「改ページプレビュー」いずれかを選択 | Excel内部の描画キャッシュを再構築 |
| ② 表示モードを一度切り替えてから再度「印刷プレビュー」へ | プレビュー復活のきっかけになることも |
ヒント:特に「改ページプレビュー」に切り替えると、印刷範囲のズレを直感的に確認できます。
COMアドインの無効化でトラブル要因を特定
ExcelやWordの動作を拡張するCOMアドインが、プレビュー描画を妨げることがあります。
セーフモードで改善された場合は、アドインを一つずつ無効化して原因を特定しましょう。
| 操作手順 | 目的 |
|---|---|
| ①「ファイル」→「オプション」→「アドイン」 | COMアドイン一覧を開く |
| ② 画面下部の「管理」→「COM アドイン」→「設定」 | アドインの有効・無効を切り替える |
| ③ 全アドインを一度オフにして再起動 | 正常に表示されるか確認 |
正常に戻ったら、1つずつ有効化して再テストします。
原因のアドインを特定できれば、恒久的に再発を防げます。
メーカー提供のアンインストールツールを使う
プリンタドライバの削除でエラーが出る場合、メーカー純正の「アンインストールツール」を使うのが最も安全です。
| メーカー | ツール名 |
|---|---|
| Canon | Canon Printer Uninstaller |
| EPSON | Epsonプリンターアンインストールツール |
| Brother | Printer Driver Uninstaller |
これらのツールは通常の削除機能では消えないレジストリ情報もクリアしてくれるため、再インストール時の失敗を防げます。
ツールは各メーカーの公式サイトで「アンインストールツール」「削除ツール」で検索して入手できます。
どうしても削除できない時の“最終兵器”として覚えておきましょう。
印刷プレビューが表示されないときのQ&A

ここでは、「Windows 11で印刷プレビューが表示されない」と悩む人からよく寄せられる質問をまとめました。
似た症状でも原因はさまざま。自分の状況に近いものをチェックして、該当する対処法を試してみましょう。
Q1. Windows 11にアップグレードしてから発生しました。なぜですか?
Windows 10で使っていた古いドライバが、そのままWindows 11に引き継がれたことが原因です。
新しいOSは内部構造が異なり、古いドライバが正しく通信できずにプレビュー描画に失敗します。
完全アンインストール→Windows 11対応ドライバの再インストールで解決できます。
| 状態 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| アップグレード直後に発生 | 旧ドライバの残留 | ドライバ完全削除後に再インストール |
Q2. Excelだけで発生し、Wordやメモ帳では問題ありません。
この場合は、Excel固有の設定やファイル内部の要因が考えられます。
- 印刷範囲が空白セルのみになっていないか
- シートに見えない図形やオブジェクトが残っていないか
- COMアドインが干渉していないか
Excelのみの不具合なら、アドイン無効化と印刷範囲リセットを優先しましょう。
Q3. プレビューは真っ白ですが印刷はできます。このまま放置してもいい?
放置はおすすめできません。
プレビューが壊れているということは、ドライバとアプリの連携にすでに不整合が起きている状態です。
今は印刷できても、Windows Updateのタイミングで印刷自体ができなくなるリスクがあります。
| リスク | 理由 |
|---|---|
| 印刷停止 | 将来の更新でドライバ通信が完全に途絶する可能性 |
| 印刷ズレ・文字化け | プレビュー機能が正確なレイアウト情報を送れない |
重要:「印刷できるから放置」は危険です。必ずドライバの見直しを行いましょう。
Q4. 古いプリンタを使っていますが、Windows 11対応ドライバがありません。
メーカーが対応を終了している場合、根本的な修正は難しいです。
暫定的な対応として、Windows 10用ドライバを互換モードでインストールする方法があります。
ただし、一部機能(両面印刷など)が使えない可能性があります。
| 対応策 | 説明 |
|---|---|
| ① Windows 10ドライバをダウンロード | 互換モードでインストール |
| ② Windows標準の「汎用ドライバ」を利用 | 最低限の印刷機能を確保 |
| ③ 新しいプリンタの導入を検討 | 長期的な安定運用には買い替えが最善 |
どうしても動かない古い機種は、買い替えが最も確実な解決策です。
原因切り分けチェックリスト(表)

トラブル時に状況を整理するには、段階的なチェックが効果的です。
この表は「はい」「いいえ」で進めるだけで、原因の特定と次の行動を導ける簡易診断ツールです。
焦らず1行ずつ確認すれば、再現性のある解決ルートが見えてきます。
| チェック項目 | はい(Yes) | いいえ(No) |
|---|---|---|
| 1. PCとプリンタを再起動しましたか? | → 2へ進む | まず再起動を実行 |
| 2. メモ帳の印刷プレビューは表示されますか? | → 3へ進む | → 5へ進む |
| 3. ExcelやWordをセーフモードで起動するとプレビューが表示されますか? | → 4へ進む | → 6へ進む |
| 4. 特定のアドインを無効化すると改善しましたか? | 原因:アドイン(該当アドインを無効化または更新) | 原因:Office破損の可能性(修復または6へ) |
| 5. 「Microsoft Print to PDF」でプレビューは表示されますか? | 原因:プリンタドライバ(最新ドライバを再インストール) | 原因:OfficeまたはWindowsシステム(SFCまたは修復) |
| 6. Excelの「印刷範囲クリア」や「オブジェクト削除」を試しましたか? | 原因:Excelファイル固有の問題 | → 7へ進む |
| 7. メーカー公式の最新ドライバをクリーンインストールしましたか? | 改善→終了 | ドライバ完全削除と再インストールを実施 |
ポイント:「はい」を進む方向に辿るだけで、自然と最も可能性の高い原因へたどり着けます。
何度も同じ不具合が出る場合は、5番と7番(ドライバ関連)を特に重点的に見直しましょう。
まとめ:印刷プレビュー復活の決め手は「ドライバの再インストール」
「Windows 11で印刷プレビューが表示されない」というトラブルは、一見すると複雑そうですが、実は根本原因の多くが共通しています。
それは、Windows 11という新しいOSと、既存のプリンタドライバの間に生じるわずかな不整合です。
ExcelやWordでプレビューが真っ白になる場合も、その多くはドライバが古かったり、システム上に残骸が残っていることが原因です。
解決の決め手は、「ドライバを完全に削除してから最新バージョンを入れ直す」こと。
Windowsの「設定」から削除するだけでは不十分で、「印刷の管理」ツールを使ってドライバパッケージごと削除するのがポイントです。
| ステップ | 概要 |
|---|---|
| 1. 「印刷の管理」から古いドライバを削除 | ドライバの残骸を完全に消す |
| 2. メーカー公式サイトで最新のWindows 11対応ドライバをダウンロード | 自動更新ではなく、必ず手動で取得 |
| 3. ドライバをインストール後、PCを再起動 | システムが新しいドライバを正しく認識する |
もしそれでも直らない場合は、「Microsoft Print to PDF」でテストし、OfficeやWindowsの修復(SFC・オンライン修復)を順に試してみましょう。
この流れでほとんどのケースが改善します。
重要なポイント:
- ドライバを削除せずに上書きすると再発する
- Windows Updateの汎用ドライバでは機能が不完全
- メーカー公式ドライバが最も信頼性が高い
印刷プレビューが真っ白になる問題は、決して珍しい不具合ではありません。
しかし、落ち着いて一つずつ確認すれば、必ず解決できます。
焦らず、冷静に、手順通りに進めることが最短ルートです。

