「X（旧Twitter）を始めたばかりなのに、自分のポストが検索結果に出てこない」「フォロワーが全然増えない…」。
そんな状況になると、「もしかしてシャドウバンされてる？」と心配になりますよね。
実は私もXを使い始めた当初、まったく同じ経験をしました。
検索してもポストが表示されず、「なんで？」と不安になり、調べても明確な答えが見つからずにモヤモヤしていたんです。
そこで今回は、特に新規アカウント（通称：新垢）で起きやすいシャドウバン（サーチバン）問題について、初心者の方でも理解しやすいように解説します。
仕組みや原因を知ることで、不安を減らし、正しい対処法を見つけるきっかけになるはずです。
シャドウバン（サーチバン）とは？
まずは、「シャドウバン」という言葉の意味を押さえておきましょう。
「BAN」と聞くとアカウント停止をイメージするかもしれませんが、実際には違います。
シャドウバンとは、ユーザー本人には通知されないまま、ポストやアカウントが見えにくくなる状態のこと。
アカウント自体は普通に使えるのに、他の人からはポストが検索結果に表示されなかったり、タイムラインで見つけてもらいにくくなったりします。
特にやっかいなのが「サーチバン」と呼ばれる状態です。
アカウント名で検索してもヒットせず、ハッシュタグを付けても表示されないため、他のユーザーに見つけてもらう機会が大幅に減ってしまいます。
新しいフォロワーを増やすのが難しくなるのも、このサーチバンが大きな原因のひとつです。
通知が来ないから気づきにくい
シャドウバンが厄介なのは、公式から一切通知が来ないことです。
「サーチバン中です」という表示はなく、エラーも出ないため、知らないうちに制限されているケースが少なくありません。
ポストしているつもりでも、実はほとんど誰にも届いていなかった…ということも起こり得ます。
以前はX（旧Twitter）側も「シャドウバンは存在しない」という立場でしたが、イーロン・マスク氏による買収後は、その存在が事実として認められるようになりました。
私も最初は「噂話に過ぎないだろう」と思っていましたが、今では避けて通れない現実の問題だと実感しています。
新垢はシャドウバンされやすい？
「アカウントを作ったばかりなのに、なんで自分だけ？」と感じる方も多いですが、これは実は珍しいことではありません。
Xでは、新規アカウントに対して慎重にチェックを行う仕組みがあるからです。
システムは、まるで「新しく入ってきたメンバーを観察する管理者」のように、新垢の動きをじっと見ています。
「このアカウントは本当に人間が使っているのか」「スパムやボットではないか」を見極めるため、一時的に表示や検索範囲を制限することがあるんです。
そのため、新垢でポストが検索に出にくいのは、ある意味“アカウントのテスト期間”のようなもの。
ただし、行動次第では制限が長引くこともあるので、次のステップでは、シャドウバンを招きやすい行動や注意点について詳しく見ていく必要があります。
X（旧Twitter）新垢がシャドウバンされやすい理由と対策方法
新垢が制限されやすい背景
X（旧Twitter）では、新しく作成されたアカウントに対して特別なチェックを行う仕組みがあります。
これは「このアカウントは安全か？」「不正な目的で使われていないか？」を判断するためです。
Xのアルゴリズムは、まるで「新しいクラスに来た転校生を見守る先生」のようなイメージです。
「ちゃんとルールを守っているのか」「スパムや広告目的ではないか」を見極めるため、最初のうちはポストの露出や検索結果への表示を一時的に制限することがあるんです。
ですから、
「自分のポストだけ検索に出ない」
「ハッシュタグを付けても誰にも見てもらえない」
といった状況は、新垢ではよくあること。
ただし、一定期間が過ぎれば自然に解除されることも多いので、焦らず様子を見ることが大切です。
シャドウバンを招きやすい行動とは？
新垢はアルゴリズムの監視が厳しいため、ちょっとした行動で「スパム判定」されるリスクがあります。
特に以下の行為は要注意です。
① 短時間での大量投稿・連投
フォロワーを早く増やしたい一心で、一日に何十件もポストを連投すると危険です。
特に、同じ内容の繰り返し投稿やURL付きポストの連続投稿は、スパムとみなされる確率が高まります。
② 宣伝やアフィリエイトリンクの過剰利用
新垢でいきなり商品リンクや宣伝ポストを大量に投稿すると、アルゴリズムから「不自然なアカウント」と判断されがちです。
特に、外部サイトへのリンクばかりを投稿していると「不正誘導かもしれない」と警戒されるため、最初は情報発信中心にする方が安全です。
③ プロフィール未設定・認証不足
プロフィール画像が初期設定のままだったり、自己紹介文が空白のままだと、ボットや放置アカウントと誤解されやすくなります。
また、電話番号やメールアドレスでの認証を済ませていないと信頼性が低下し、アルゴリズムからも評価されにくくなります。
④ 過剰な「いいね」や「フォロー」
短時間で大量のアカウントをフォローしたり、何十件も立て続けにいいねする行動も危険です。
Xは「人間らしい自然な操作」を重視しているため、極端な動きをするとボット扱いされる恐れがあります。
フォローやいいねは、少しずつペースを意識して行うのがポイントです。
プロフィール設定で信頼性を高める
新垢の段階では、プロフィールを充実させることがもっとも重要です。
アルゴリズムも他のユーザーも、「この人はどんなアカウントなのか」を判断するための情報を求めています。
最低限設定しておきたいのは以下の3つです：
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アイコン画像：できれば自分らしさを表せる写真やイラスト
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ヘッダー画像：アカウントの雰囲気が伝わるもの
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自己紹介文：発信内容や活動テーマを簡潔に書く
さらに、電話番号とメールアドレスの認証は必ず済ませましょう。
これだけで「信頼できるアカウント」という印象を与えやすくなります。
私の失敗談から学んだこと
実は、私も最初に新垢を作ったとき、テンションが上がりすぎてしまい、1日に何十件も投稿したり、リンクを大量に貼ってしまったことがありました。
結果、サーチバンに引っかかり、ポストがまったく検索に表示されなくなってしまったんです。
そこから学んだのは、「新垢はゆっくり育てる意識が大切」ということ。
新規アカウントは、まず「信頼」を積み重ねる時期です。
プロフィールを整え、自然なペースでポストしながら、時間をかけて信用を築くことが、結果的に一番の近道だと実感しました。
X（旧Twitter）新垢シャドウバン（サーチバン）解除のための実践ガイド
サーチバンに気づいたときの最初のステップ
新しいアカウントでサーチバンにかかっていると気づくと、不安で焦ってしまうかもしれません。
ですが、慌てなくても大丈夫です。正しい手順で対応すれば、解除される可能性は十分にあります。
まず大切なのは、冷静に行動を見直すことです。
一度ポスト内容やプロフィール、設定を振り返り、アルゴリズムに「スパムかも」と誤解されそうな要素がないかチェックしましょう。
解除方法①｜時間をかけて自然回復を待つ
サーチバンは、一時的な信頼性チェックによって発生するケースが多いため、一定期間が過ぎると自然に解除されることもあります。
一般的な目安は 2週間〜1ヶ月程度ですが、アカウントの使い方や行動内容によっては数日で解除される場合もあれば、長引くこともあります。
私の経験では、だいたい2〜3週間ほどで「検索にポストが表示されるようになってきたな」と感じるケースが多かったです。
まずは焦らず、アカウントを“休ませる意識”を持つことが重要です。
解除方法②｜「見る専」期間を設ける
サーチバン解除を早めたい場合は、数日間〜1週間ほどポストやリポストなどのアクションを控える期間を作るのがおすすめです。
この「冷却期間」中は、以下のように過ごしましょう：
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ポストせず、閲覧だけに専念する
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いいねやリポストも控える
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新規フォローやDM送信も我慢する
数日間アクションを止めるだけで、改善が見られるケースも多く、特に新垢では効果的です。
解除方法③｜怪しいポストやプロフィールを削除する
サーチバンの原因になりそうな要素がある場合は、思い切って削除するのも有効です。
削除を検討したほうがいい例：
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センシティブな内容を含むポスト
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暴力的・過激な表現を含むポスト
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短時間で連続して投稿したURL付きポスト
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広告・アフィリエイトリンクばかりの内容
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プロフィールにキーワードや外部リンクを詰め込みすぎている場合
「問題ないかも？」と迷ったときは、とりあえず削除しておくくらいでちょうどいいです。
Xのアルゴリズムは非常に厳格なので、リスクを避ける方が安全です。
解除方法④｜設定を見直して信頼性を高める
アカウントの信頼度を上げるためには、設定の見直しが効果的です。
特に、スマホアプリではなくパソコンまたはブラウザ版のXから操作するのがおすすめです。
設定手順例：
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「設定とサポート」→「設定とプライバシー」へ進む
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「プライバシーと安全」を選択
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「広告の環境設定」から「興味関心」をすべてオフに設定
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「表示するコンテンツ」で「センシティブな内容を含むメディアを表示する」をオンに
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「検索設定」にある「センシティブな内容を含むものを表示しない」のチェックを外す
これらを整えておくことで、「きちんと管理されているアカウント」として認識されやすくなります。
解除方法⑤｜プロフィール情報を充実させる
プロフィールが初期設定のままだと、ボットやスパムアカウントと判断されやすくなります。
次の4つは必ず設定しておきましょう：
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プロフィール画像（デフォルトアイコンは避ける）
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ヘッダー画像
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自己紹介文
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電話番号・メールアドレスの認証完了
プロフィールを整えるだけでアカウントの信頼性が高まり、サーチバン解除の可能性もぐっと上がります。
解除方法⑥｜「2段階リプ」を試す
もし上記の対策を試しても改善が見られない場合は、「2段階リプ」という方法を試すのも一つの手です。
やり方：
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「2段階リプどうぞ」と書かれた協力ポストを探す
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そのポストのリプ欄に、まず絵文字などを1つ投稿（例：✨）
-
投稿した自分のリプに、さらに別の絵文字などで返信（例：🌿）
これで2段階リプは完了です。
この方法は、Xに「このアカウントは活発で、人間らしくやり取りしている」と認識させることを目的としています。
X（旧Twitter）新垢シャドウバンを防ぐための予防策と日常管理法
なぜ予防が大切なのか
一度サーチバンにかかってしまうと、解除まで時間がかかることが多く、ポストを見てもらえない状態が続くとモチベーションも下がってしまいます。
だからこそ、そもそもシャドウバンされないように日頃から対策を取ることがとても大切です。
ここでは、私自身が実践している予防方法を具体的に紹介します。
予防策①｜Xのルールを正しく理解し、守る
まず大前提として、Xの利用規約やポリシーを遵守することが最も重要です。
特に以下の行為は、サーチバンやアカウント制限のリスクを高めるので避けましょう：
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暴力的・差別的・過激な表現を含むポスト
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性的な内容やセンシティブな画像を過剰に投稿する
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誤解を招く広告リンクや不自然な誘導
Xは「ユーザー同士が安心して利用できる環境」を重視しています。
ポストする前に、「この内容で誰かが不快になる可能性はないかな？」と一呼吸置く習慣をつけると、安全な運用につながります。
予防策②｜同じ内容のポストを繰り返さない
Xのアルゴリズムは機械的で不自然な行動にとても敏感です。
例えば、以下の行為はスパムとみなされやすいので注意しましょう：
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同じ文章を何度も連続で投稿する
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複数アカウントで同一内容をコピーして使う
-
リプライで同じ定型文を大量に送る
どうしても似た内容を投稿する必要があるときは、文面や表現を少し変えて自然な形に調整するのがおすすめです。
予防策③｜ハッシュタグは適切な数に絞る
ハッシュタグは、ポストを多くの人に見てもらうための効果的な手段ですが、つけすぎると逆効果になります。
おすすめは 1〜3個程度の関連性が高いハッシュタグに絞ることです。
一方で、トレンド入りしているからといって内容と関係ないタグを大量につけると、ポリシー違反と判断される可能性があります。
私も以前、欲張って5〜6個つけた結果、ポストの表示回数が急に落ちた経験があります…。
「必要なものだけ選んで使う」ことが大切です。
予防策④｜短時間で大量のアクションをしない
Xでは、いいね・リポスト・フォロー・DM送信など、1日あたりの操作回数に上限があります。
短時間で大量に操作したり、上限に近い行動を繰り返すと、スパム疑惑を持たれるリスクが高まります。
例えばフォロー整理をするときも、一気に100件以上外すより、数日かけて少しずつ行う方が安全です。
自然な操作を意識することで、アルゴリズムから信頼されやすくなります。
予防策⑤｜外部ツールや自動化サービスの使用に注意
X公式以外の予約投稿ツールや自動化BOTを使うと、シャドウバンのリスクが高まります。
特に、自動フォローや定期ポスト機能を備えた外部サービスは要注意です。
どうしても予約投稿をしたい場合は、X公式のスケジュール機能を使うのがおすすめです。
Xは「人間らしい自然な操作」を重視しているため、外部ツールの多用は避けた方が安心です。
予防策⑥｜プロフィールを常に充実させる
プロフィール設定の充実は、シャドウバン予防に非常に有効です。
初期設定のまま放置すると、「放置アカウント」や「スパム疑惑」と判断されやすくなります。
最低限設定しておきたい項目：
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プロフィール画像・ヘッダー画像
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自己紹介文（発信内容や活動テーマを明確に）
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電話番号とメールアドレスの認証
これらを整えておくだけで、アカウントの信頼度が大きく向上し、サーチバンのリスクを減らせます。
予防策⑦｜定期的にシャドウバン状態をチェックする
サーチバンは通知が来ないため、気づきにくいのが一番の厄介な点です。
そのため、定期的に自分でチェックする習慣をつけることが大切です。
チェック方法：
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別のアカウント、またはログアウトした状態でXを開く
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検索窓に「from:自分のXアカウントID」を入力
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ポストが表示されるかどうか確認する
もし表示されなければ、サーチバンの可能性が高いです。
また、インプレッション数やエンゲージメント率が急に下がったときも、サーチバンを疑うサインになります。
まとめ｜シャドウバンを防ぎ、快適にXを使うために
シャドウバンは、新垢ユーザーにとって避けられない課題の一つですが、正しい知識と対策を身につければ回避することは可能です。
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シャドウバンの仕組みを理解する
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焦らず自然な運用を心がける
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プロフィールや設定をしっかり整える
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定期的に状態をチェックして早期発見する
この4つを意識するだけで、Xをより快適に、安全に使えるようになります。
ポストが見てもらえないのはつらいですが、きちんと対策すれば状況は改善できます。
不安を抱えたまま使うより、仕組みを知って賢く運用することが大切です。
