SNSでじわじわ拡散中…“平たいモンゴル犬”ってなに?
2025年8月末ごろから、X(旧Twitter)を中心に「平たいモンゴル犬」と呼ばれるワンちゃんの画像や話題が次々と投稿され、多くの人々の注目を集めています。
その見た目はちょっぴり不思議。
地面と水平になったような平たい体つき、どこか脱力感のある佇まいが、「これはかわいい!」「ビジュアルが癒し系すぎる」「地面と一体化してて笑ってしまう」などと、SNS上では称賛の声が相次いでいます。
その愛嬌ある姿に心惹かれた人たちの間では、
「この犬って本当にモンゴルにいるの?」「そもそも犬種は?」「画像の出どころはどこ?」
といった疑問の声も広がり、ますます関心が高まっているようです。
投稿を見た感想は…
SNSに投稿された犬の写真を見てみると…
「足がほっそりしていて長く、体全体がペタッと地面に沿っていて、何ともユニーク」
「シュールなのに、なぜかものすごくかわいい!」
そんな風に感じた方も多いのではないでしょうか?
遊牧民の夫に聞いたところ、モンゴルの固有種、タイガという犬のミックスなんじゃない?とのことでした🐶
平たい犬もふわふわの犬もたくさんいるモンゴルに、ぜひみなさん遊びに来てください😍
(写真はfacebookより) https://t.co/3vPsIW1Syv pic.twitter.com/Fkl1cEOLbu
— sheila🇲🇳遊牧民の妻 (@Sheila97190) August 29, 2025
確かに、一般的な犬とは違ったフォルムと存在感で、見れば見るほどクセになる魅力が漂っています。
今回の記事でお届けすること
この記事では、いま注目を集めている“平たいモンゴル犬”について、以下のポイントを中心に掘り下げていきます。
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この犬がバズるきっかけとなった「元ネタ」は何だったのか?
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実際の犬種や種類、名前は特定されているのか?
SNSで「気になってたけど詳細は知らない…」という方に向けて、できるだけ分かりやすく、楽しく読めるようまとめました。
平たいモンゴル犬の出どころは?バズのきっかけはROF-MAOのモンゴル旅
SNSで注目を集めている“平たいモンゴル犬”のルーツは、実は人気VTuberグループ「ROF-MAO(ろふまお)」のYouTube番組に登場したワンシーンにあります。
2025年8月、ROF-MAOのメンバーたちは番組の企画でモンゴルへ。
そこで行われた初の海外ロケ企画の中、広大な草原を舞台に現地の遊牧民の暮らしを体験していた際に、話題の犬が画面にひょっこりと登場しました。
この旅の模様は「木10!ろふまお塾」というバラエティ番組として、2025年8月27日と28日の2日間、前編・後編に分けてYouTubeで配信されました。
件の犬が登場するのは、前編の約32分過ぎあたり。
放送直後から「あの犬かわいすぎる」「謎すぎて逆に気になる」といった声が急増し、X(旧Twitter)を中心に“平たいモンゴル犬”という愛称とともに瞬く間に広がったのです。
なぜこんなにも話題になったの?
では、どうしてこの犬がここまでバズったのでしょうか?いくつかの理由をひもといてみましょう。
1. ひと目見たら忘れないビジュアル
最大の要因は、そのインパクト抜群の見た目。地面と並行に見えるほど平らな体つき、長い脚、どこか脱力したようなポーズ。
そのユニークなフォルムに、思わず目が止まってしまう人が続出したようです。
「シュールだけど、なんだかかわいい」という絶妙なバランスが、多くの人の心をつかみました。
2. “謎のかわいさ”が共感を呼ぶSNS構造
このような「意味はよくわからないけど面白い・癒される」といった要素は、SNSで拡散されやすい特徴のひとつです。
言葉では説明しづらいけれど、画像を見れば“なんとなく伝わる”という不思議な魅力が、投稿する側も見る側も楽しませ、共感の輪を広げました。
3. VTuberファンによる圧倒的な熱量
ROF-MAOのファンたちは、この平たいモンゴル犬の登場に大盛り上がり。
「#モンゴルの犬」などのハッシュタグを使って、イラストやネタ投稿、感想が次々と投稿され、ファンダムの盛り上がりがそのままトレンド拡散へとつながっていきました。
SNSだけじゃない!メディアも注目
この現象はSNSの中にとどまらず、ニュースメディアにも飛び火。産経新聞系列のWEBサイトなどでも、「ROF-MAO初の海外ロケが話題」「登場したモンゴルの犬がトレンド入り」といった内容で特集されました。
番組の中で何気なく映ったワンシーンが、ここまで広がりを見せるとは、当初は誰も予想していなかったでしょう。
ユニークな1匹の犬が文化現象に
結局のところ、“平たいモンゴル犬”の正体は、VTuberユニットROF-MAOがモンゴルで撮影した旅企画に登場した一匹の犬。
ただそれだけ…のはずが、その特異なルックスと絶妙な存在感が、SNSユーザーの心をつかみ、ミームとして一人歩きし始めたのです。
このように、「誰が名付けたか分からないけれど、なんだか忘れられない存在感」。そんな謎の犬が、ネット文化の面白さを象徴する存在として今、大きな注目を集めています。
犬種は一体なに?ネットで広がる“平たいモンゴル犬”の正体探し
話題になっている“平たいモンゴル犬”をめぐっては、そのユニークな見た目が注目されると同時に、「どんな犬種なの?」「名前はついているの?」といった疑問も多く寄せられています。
SNSではさまざまな意見が飛び交い、まるで一種の“犬種ミステリー”のような盛り上がりを見せています。
見た目の特徴は?
まずは、多くのユーザーが投稿や番組映像から読み取った特徴をまとめてみましょう。
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背中がフラットで、地面と水平になっているように見える
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全体的に細長く、脚もスラっとしている
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毛は短めで、顔もシャープな印象
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垂れ耳で、穏やかそうな表情をしている
このようなビジュアルが「見た目のインパクトが強すぎる」と注目され、多くのイラストや感想が投稿されるきっかけとなりました。
候補に挙がった犬種たち
この犬の正体を突き止めようと、SNS上では画像や映像をもとに複数の犬種が挙げられています。
たとえば次のような犬たちが候補に上がりました。
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マレンマ・シープドッグ
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モンゴリアン・タイガン(Taigan)
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モンゴリアン・シグー
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バンハル犬(Bankhar)
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セントラル・アジア・シェパードドッグ
しかし、どの犬も「似てはいるけれど、決定的に一致するものがない」というのが共通の感想のようです。
中でもとくに有力視されたのが、中央アジア原産のサイトハウンド「タイガン」。
狩猟犬として知られており、長い脚とシャープな顔立ち、すらりとした体型などが、モンゴル犬の印象に最も近いとされました。
ただし、肝心の「平たさ」という要素に関しては、タイガンでも完全には一致しません。
そのため、「純血種ではなく、何らかのミックス犬や地域特有の雑種ではないか」という見方が現実的とされています。
SNSで生まれた愛称や妄想
この犬の人気ぶりから、SNSでは思わず笑ってしまうような“愛称”も自然発生しています。
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「ヒラタイーヌ」
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「シカクイーヌ」
まるでキャラクターのようなネーミングに、多くの人がクスッと笑い、ますます親しみを覚えるという好循環も。
さらに、「もしかしたらバンハル犬とのミックスでは?」という仮説まで飛び出すなど、ファンアートや考察ツイートも盛り上がりを見せ、まさに“ネット発の文化現象”といった様相を呈しています。
総まとめ:1匹の犬が巻き起こしたカルチャー
項目 | 内容 |
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登場のきっかけ | VTuberユニット「ROF-MAO」がモンゴルで行った海外ロケ企画の動画に、草原でひょっこり映り込んだ一匹の犬 |
注目された理由 | 地面と一体化したような平たい見た目、愛嬌のあるフォルム、VTuberファンによるSNSでの爆速拡散 |
犬種の予想 | 最も近いのはタイガンだが、完全一致はせず。雑種やミックス犬の可能性が高いと考えられている |
偶然映り込んだ一匹の犬が、ここまで話題になるとは誰も予想していなかったでしょう。
けれどその“なんとも言えないかわいさ”が、人々の心にスッと入り込み、今やミームとして独り歩きする存在になっています。
見た人の想像をかき立て、笑顔を生む“平たいモンゴル犬”。その正体は完全には明かされていないからこそ、多くの人に愛され続けているのかもしれません。