「そろそろフレッツ光の契約をやめたいけど、どこに連絡すればいいの?」「電話で手続きする場合の流れがよくわからない……」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、この記事ではフレッツ光の解約を電話で申し込む際の窓口や連絡先、事前に用意すべき情報、実際の手順までを丁寧に解説します。
「複雑そう」と思いがちな解約手続きも、ポイントを押さえれば意外とスムーズに進められます。この記事を参考に、安心して手続きを進めてみてください。
フレッツ光の電話解約方法|窓口と手順を徹底解説
解約受付に必要な電話番号と受付時間
フレッツ光を電話で解約する場合は、NTTが設けている以下のフリーダイヤルに連絡することで手続きが可能です。
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共通窓口(NTT東日本・NTT西日本共通):0120-116-116
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東日本エリアから西日本に問い合わせる際の専用番号:0800-200-2116
受付時間は平日の午前9時から午後5時までで、土日祝日および年末年始(12月29日~1月3日)を除く日程で対応しています。
携帯電話やスマートフォンからも通話可能です。
電話による解約の流れと必要な準備
フレッツ光を電話でスムーズに解約するには、以下の3ステップを押さえておくことが大切です。
ステップ①:事前に情報を準備する
オペレーターとのやり取りをスムーズに進めるために、以下の情報を事前に用意しておきましょう。
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契約者の名前
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契約時に登録した電話番号
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サービス提供先住所(設置先)
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「お客さまID」や「CAF番号」「COP番号」など
※これらは、フレッツ光の開通通知や請求書、登録完了書類に記載されています。
ステップ②:専用窓口へ電話をかける
必要な情報を手元に揃えたら、先述の解約窓口へ電話をかけましょう。
音声ガイダンスが流れますので、「契約の解約」に関するメニューを選択し、オペレーターへ接続されるまで案内に従います。
ステップ③:オペレーターとのやり取り
オペレーターに接続されたら、以下の内容を伝えてください。
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フレッツ光を解約したい旨
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契約者名やお客さまIDなどの本人確認情報
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希望する解約日(オプション)
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必要に応じて、回線撤去工事が必要かどうかの確認
また、契約者本人ではなく代理人が電話する場合は、委任状や本人確認書類の写しが必要となるケースがあります。事前に準備しておくと安心です。
必要に応じて、プロバイダの解約やレンタル機器の返却、解約時の違約金なども別途確認しておくと、トラブルを防げます。
ご不明点がある場合は、電話の際にオペレーターに質問しておくと良いでしょう。
フレッツ光を解約する前に確認したい重要ポイント
フレッツ光の契約を終了する際には、いくつかの注意点を理解しておくことで、余計なトラブルや費用を避けることができます。
ここでは、解約手続きの方法から、見落としがちな項目までを詳しくご紹介します。
解約手続きの方法は2通り
フレッツ光の解約は、以下のいずれかの方法で行うことができます。
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電話による申込み
NTTの専用窓口(0120-116-116)へ平日9:00〜17:00の間に連絡することで、オペレーターを通じて手続きを進められます。 -
インターネット経由での手続き
NTT東日本では、公式サイトからオンラインで解約を申し込むことも可能です。
※どちらの場合も、契約者情報や「お客様ID」などの準備が必要です。
プロバイダの契約解除も忘れずに
フレッツ光はあくまで「インターネット回線」の提供サービスです。
接続に必要なプロバイダ(ISP)との契約は別であるため、フレッツ光の回線を解約しただけでは、プロバイダ側の契約は終了しません。
そのため、回線と併せて、プロバイダ側でも解約手続きを行わないと、不要な料金が請求され続ける可能性があります。
プロバイダの公式サイトやカスタマーサポートから、別途解約を申し込みましょう。
違約金・残債の精算が発生する場合がある
以下のような割引プランに加入していた場合、更新月以外での解約には違約金が発生することがあります。
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NTT東日本の「にねん割」
戸建てタイプ:約4,950円/集合住宅:約1,650円 -
NTT西日本の「光はじめ割」
戸建てタイプ:最大11,000円/集合住宅:2,200円
また、契約時の工事費を分割払いにしている場合、その未払い分の残額が解約時に一括請求されることがありますので、契約内容を事前に確認しておきましょう。
レンタル機器の返却は必須
フレッツ光の契約では、NTTからモデムやルーターといった通信機器が貸与されていることがあります。解約後は、これらを返却キットでNTTに送り返す必要があります。
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返送は着払い(送料不要)
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返却物に破損や欠品があると、別途請求が発生することも
必ずすべての機器が揃っているか、破損がないか確認して返却しましょう。
光コラボレーションへ乗り換える場合は「転用」扱いに
NTTフレッツ光から、たとえばドコモ光やソフトバンク光といった「光コラボ」サービスに変更する場合、それは解約ではなく『転用』という扱いになります。
転用であれば、
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NTTの解約金や工事費残債は発生しない
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電話番号をそのまま引き継げる場合もある
ただし、転用には「転用承諾番号」の取得が必要です。
また、ISPの解約金や新しい契約先での手数料(例:3,300円)が別途発生することがあります。
ひかり電話の扱いにも要注意
フレッツ光を解約すると、その回線を通じて利用しているひかり電話サービスも同時に終了します。
もし現在の番号をそのまま別回線でも使いたい場合は、「番号ポータビリティ」の手続きを行うことで継続利用できる可能性があります。
事前に移行先の事業者に相談しておくと安心です。
解約・乗り換えの選択肢を比較
手続き方法 | メリット | 注意点 |
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契約更新月に解約 | 違約金がかからずに解約できる | 更新タイミングの把握が必要 |
光コラボに転用 | NTTの解約金・工事費が不要になる | プロバイダ側の解約金や事務手数料が発生 |
他社へ乗り換え | キャッシュバックなど特典が豊富 | 光コラボ非対応の場合は正規解約が必要 |
まとめ
事前の準備と確認を行えば、フレッツ光の解約はスムーズに進めることができます。
損をしないためにも、この記事を参考にしながら、自身に最適な選択をしてください。