2025年9月5日現在、LINEに新しく追加された機能「LINE AIトークサジェスト」が話題になっています。
実際にトーク画面の入力欄に、AIによる返信候補を呼び出すためのボタンが表示されるようになったという報告が複数のユーザーから寄せられているのです。
しかし、この新しい機能に対しては賛否両論があります。
「便利そう」と歓迎する意見もある一方で、「ボタンの位置が気になる」「スタンプアイコンのすぐ横にあるから誤って押してしまいそう」といった不満の声も目立ちます。
入力操作が中心となるトーク画面に常に表示される仕様のため、普段AI機能を使わない人にとっては煩わしく感じられるのかもしれません。
さらに、「自分のアカウントにはまだ表示されていない」「機能が利用できない」という報告も散見されます。
実際、私自身のLINEアプリでも現時点ではこのAIボタンは表示されておらず、利用できない状況が続いています。新機能とはいえ、すぐに全員が同時に使えるわけではないことが分かります。
そこで本記事では、AIボタンを非表示にできる方法があるのか、また「LINE AIトークサジェスト」がまだ出てこない場合にどう対応すべきかについて、LINE公式の情報を調査した結果を詳しくまとめていきます。
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2025年9月5日時点で、「LINE AIトークサジェスト」が一部ユーザーの画面に登場。
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便利と感じる声がある一方、「邪魔」「誤操作が心配」という否定的な意見も増加中。
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まだ機能が利用できないアカウントもあり、その原因や対処法についても検証が必要。
AIボタンは非表示にできるのか?
「LINE AIトークサジェスト」のAIボタンについて、「どうにかして非表示にできないのか?」と疑問に思う方も多いようです。
そこでLINE公式ヘルプを確認したところ、2025年9月5日現在、このアイコンを隠すための設定や削除機能は提供されていないことが分かりました。
実際、公式の案内には次のように明記されています。
「トーク入力欄に表示されるAIアイコンを非表示にする機能はご用意しておりません」
つまり、現時点ではユーザーが手動でアイコンをオフにしたり、画面から消したりすることはできません。
設定項目も用意されていないため、誤ってタップしてしまうのを避けるには、自分自身で入力時の指の位置に注意するなど、ちょっとした工夫で対応するしかないのが実情です。
「まだ出てこない/表示されない」ケースについて
一方で、「自分のLINEにはまだAIボタンが表示されない」という声も見られます。
この点についてもLINE公式は説明を出しており、機能は一度に全ユーザーへ提供されるのではなく、段階的に配信されている最中だとされています。
公式のヘルプには次のような注意書きがあります。
「この機能はすべてのユーザーに順次提供されます。リリース後は、PC版LINE(サブ端末)を除き、最新版のアプリでご利用いただけます」
このため、もしまだ画面にAIボタンが表示されていない場合は、まずアプリが最新版にアップデートされているかを確認しましょう。
それでも出てこない場合は、単純にまだ配信対象になっていないだけであり、利用可能になるまで待つしかない状況です。
なお、いつ全ユーザーに行き渡るのか、具体的なスケジュールについては明らかにされていません。
公式でも「提供開始時期は未定」としているため、今後のアップデートや案内を待つしかないのが現状です。
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AIボタンを非表示にする公式な方法は存在しない。
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誤操作が気になる場合は、操作時に注意して使うしかない。
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まだ表示されない場合は、最新版への更新確認と配信待ちが唯一の対応策。
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配信時期は未定で、公式からのアナウンスを待つ必要がある。
利用回数の制限について
「LINE AIトークサジェスト」は確かに便利な機能ですが、利用できる回数には制限が設けられています。
まず、無料で利用しているユーザーの場合は、1日(0時~24時の間)に使える回数が最大3回までと決められています。
しかもこの回数は、「返信の提案」「スタンプの提案」「文章の口調変換」「AIへの質問」といったすべてのAIサービスの利用を合算した合計で数えられます。
つまり、どれかひとつを3回使ってしまえば、その日は他のAI機能も使えなくなるという仕組みです。
有料プランに入った場合の違い
次に、有料オプションであるLYPプレミアム会員になると、1日の上限が10回に増えます。
無料の3回では物足りないと感じる方にとっては、少し余裕をもってAIを活用できるようになります。
さらにもう一段上のサービスとして、「LINE AI サービス使い放題プラン」が用意されています。
このプランに加入すると、利用回数の制限が完全に撤廃され、好きなだけAIを使えるようになります。
加入はアプリ内の設定画面や、利用回数の上限に達したときに表示される案内から可能です。
ただし、このプランは継続課金型(サブスクリプション)のため、自動更新になる点には注意が必要です。
外部メディアで報じられている回数上限
一部の報道や外部メディアの情報によると、「1日300回」「月2,000回」という別の利用上限も示されています。
例えば、仮に1日で300回まで使えても、その月の利用合計が2,000回を超えると制限がかかるという仕組みです。
ただし、これらの数字は公式ヘルプには記載されていません。あくまで参考情報として捉えるのが良いでしょう。
プランごとの制限まとめ
プラン | 1日の上限 | 月間の上限 |
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無料利用 | 3回まで | 公式には記載なし |
LYPプレミアム会員 | 10回まで | 公式には記載なし |
サービス使い放題プラン | 無制限 | 記載なし |
外部情報(報道ベース) | 300回まで/日 | 2,000回まで/月 |
利用者へのアドバイス
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無料ユーザーは1日3回と非常に少ないため、頻繁にAIを使いたい人には物足りないと感じる可能性があります。
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LYPプレミアム会員なら1日10回まで使えるため、ちょっとした補助として使う分には十分ですが、ヘビーユーザーにはやや不十分かもしれません。
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思い切り活用したい方は「使い放題プラン」への加入が現実的な選択肢です。ただし、料金体系や自動更新のタイミングは必ずアプリ内で確認することをおすすめします。
全体のまとめ
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無料利用では1日3回までという厳しい制限あり。
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LYPプレミアム会員なら1日10回まで利用可能。
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「サービス使い放題プラン」に加入すれば、制限なく利用できる。
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一部メディアでは「1日300回・月2,000回」という制限が伝えられているが、公式には掲載なし。